ご夫婦で考える卒乳講座 令和1年5月18日(土)(10時~11時半)お申込みはこちら
私は「卒乳」「断乳」という言葉にどこかマイナスなイメージをもっていました。寂しい、切ない、 子どもがかわいそう、子どもを大泣きさせてしまう、おっぱいトラブル、おっぱい痛い……でも、私と娘の卒乳は正反対のものでした。それは、卒乳を意識し始めた時に支援センターで出会ったお母さんから教えていただいた小森先生の著書「おっぱいの贈り物」との出会いがあったからだと思います。
「母乳で育てたい!!!!」
出産して初めての授乳は、なかなか上手くいかず、とても大変なものでした。命が誕生する現場というのは、大変忙しいところだということを目の当たりにしましたが、ちょっとでも手のあいていそうな看護師さん、助産師さんを見つけては、1対1でついてもらい指導していただきました。長友さんのおっぱいは大丈夫!!!!その言葉を胸に、夜中も何度も通いつめました(笑)
そんな時に娘がおっぱいを吸ってくれると、飛び上がるほど嬉しかったのを今でも覚えています。でも、家に帰ってからも吸ってもらえるだろうか、正直どこかやっぱり不安があり、退院の日、家に帰る途中で哺乳瓶を買いにお店に寄りました。しかし、幸せなことに、その哺乳瓶は一度も出番がないまま、1歳11ヶ月卒乳の日 をむかえることができました。
おっぱいが大好きだった娘。
この子が本当におっぱいとバイバイできるのだろうかと思うほど、たくさん私のおっぱいを飲んでくれました。
私も娘との授乳の時間がとても幸せな大切な時間でした。
離乳食が始まり、食べる量にはムラもあった娘ですが、自然と授乳の回数も減り、食べる量も増えてきました。夜のみになって、そろそろかなぁ~と思ったときに「おっぱいの贈り物」を寝る前に読んであげました。寝る前の読み聞かせには、必ず「おっぱいの贈り物」を読みました。すると、本に書かれてある通り、「こうなったら100万回のんでやるー」と娘も言っているかのように、娘は飲む回数が増えました(笑)ちょっとでもすきあらば、自ら洋服をあげて、おっぱいをパクっとするほどでした。でも「いやだいやだ」私も娘から最後のプレゼントをもらっているのだと思うと、その姿こそ愛しいと感じました。子どもは本当にわかっているのですね。
そして、この10連休のGWのスタートと同時に卒乳しました。
最後の朝の授乳。
涙がでるのかなぁ~と思っていましたが、どこか晴れやかな気分、娘のおっぱいを飲む姿を一生懸命目にやきつけ、身体で感じました。
隣で寝ていた主人、言葉にはしませんでしたか、どこか最後の私と娘の2人の時間を邪魔しないでおこうとしてくれていたかのように感じました。夜は、何時間も泣くことを覚悟していましたが(私がいけないのですが、娘はおっぱいを飲んで寝るのが習慣でした。)お父さんに抱っこされ、お父さんが耳元で一生懸命ささやいていました。お父さんの腕の中で初めて眠りにつくことができました。(お昼寝はあっても、今まで一度も夜寝たことはありませんでした)私は眠っている娘の手をぎゅーっと握りしめ眠りにつきました。お父さんの協力もあり、順調に卒乳することができました。バイバイパーティーも娘の大好きなイチゴ狩りと娘の大好きなキャラクターの人形を準備し、お祝いにきてくれたという設定で行いましたよ♪
そんな時に、ネットで調べた「卒乳後、断乳後」の検索ワード。
「乳房ケア」の言葉が目にとびこんできました。私はおっぱいがはることも、痛みもなかったので必要ないと思っていました。ですが、こもり助産院のページを開き、『使った後のお掃除や片づけをすることは次の準備になりますよ』次への対策・対応も大事。次の子育てをお考えの方は、ぜひ、卒乳後の乳房ケアを実践してください。と書かれてあり、自分ではトラブルを感じていなくとも、おっぱいのケアが必要なことを知りました。焦りました(/´△`\)!!!!
GW 長い休みの最中、診てもらえるはずもない、ましてや小森先生「助産院には、おっぱいをやめてからお電話があることが多いのですが、時期が遅すぎたりすると、ケアの効果がないこともあります。」と書いてある(><)
しかも卒乳講座まである!!!!
自分のケアまで考えていなかった!!
ホームページを見れば見るほど焦り、でも、自分の大切な体、次の子育ても考えている大切な体。小森先生に怒られる覚悟で電話をメールをしました。休みの日にも関わらず、すぐに折り返しのお電話をいただき、アドバイスをしていただきました。ドキドキしながらとった折り返しの電話でしたが、小森先生の「おっぱい大丈夫?」の優しい言葉が胸にしみ、お忙しい中で乳房ケアをしていただける日をとっていただきました。きっと行ってからも、怒られるだろうと思ってドキドキしていましたが、最高の乳房ケアをしていただき、おっぱいはもちろんのこと、体も心もとても気持ちよくなりました。
「自然な育児はお母さんにも優しいね」とステキな言葉までいただき、1歳11ヶ月まで授乳できたことを誇りに思いました。
「1歳すぎてもおっぱい飲んでるの?」と言われたこともありました。なんだかこの言葉は、娘が否定されてる感じがして私は嫌でした。それならまだ、「1歳すぎてもおっぱいあげているの?」と私の方を否定している言い方をしてほしいものでした。でも、私と娘のタイミングで小森先生の本「おっぱいの贈り物」と一緒にむかえられた卒乳。本当に誇りに思います。
もしかしたら、もっと飲みたかったかもしれないけれど、バイバイできた娘はもちろんえらい。
たくさん飲んでくれた娘にありがとう。
そして私のおっぱいありがとう。
今までの感謝の気持ちを込めて、お風呂場で自分のおっぱい両手で包み込みました。こんなにも丈夫な体で産み、育ててくれた両親へありがとうの感謝の気持ちを伝えました。
そして、小森先生に卒乳後のケアしていただきました。小森先生の手は優しく、まるで頭をえらいえらいされているかのようで、おっぱいをえらいえらいとほめてくれているかのようでした。
これから卒乳をむかえられるお母さん方にも、ぜひ卒乳後のおっぱいのケアをしてほしいと思います。本当に気持ちがいいです!!!!これまで頑張った自分へのご褒美です♪
後悔していることも……
卒乳したあとですが、ブログや感想を読めば読むほど、主人と一緒に卒乳講座をうければよかったと後悔しています。
子育てに対し大変協力的な主人なのですが、協力的がゆえ、どこかどうしても母親にはかなわないと落ち込む姿を見てきました。私からしてみれば、十分お父さんとして活躍してくれているのですが、小森先生の卒乳講座を受けていれば、「母親にも勝る父親!」としてもっと自信をもち、父親としての喜びを感じてくれていたかもしれませんね。
伝えたいことはまだまだあるような気がして、上手に文章にできていないような気がしますが、私の言葉で卒乳を通して感じたこと書かせていただきました。
まだ1度しか小森先生とお会いしていませんが、小森先生とこの沖縄の地で出会えたことは、私の宝になる気がしてなりません。怒られるかもしれないとドキドキしながらも小森先生に電話をした自分をほめてあげたいと思います(笑)
もうすぐ母親2年生になります。
妊娠、出産、子育て、授乳、卒乳、と自ら経験することで、こんなにも大切な存在の我が子。そんな大切な存在である子どもたちを預かる職業の私。育休後、子どもたちを前にしたとき、きっと何かが違っているような気がします。小森先生が出会った小学校の先生のように、教え子が私の話をしてくれるような記憶に残る先生になれるように頑張ります!!!!
小森先生、ありがとうございました。次回の乳房ケアでお会いできることを楽しみにしています。
たくさんのお母さん方をご家族を救ってきたと思いますが、これからもお身体を大切によいお仕事をなされてください。応援しています。
長い文章、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ありがとうの気持ちを込めて……